30アルファード&ヴェルファイアのデッドニング


不思議とアルファード&ヴェルファイアが続きます。
こちらのアルファードハイブリッドは、以前にサブウーハーの取付をさせていただいたお客様。
すでにアルパインのアルファード専用のスピーカーが装着されていましたが、今回はデッドニングのご依頼です。

ドアパネルの面積が大きいが故に共振がすさまじい。
丁寧に取り除いて定在波の処理をすれば、この大きな容積のドアパネルがなかなかいい仕事をしてくれます。

もちろん調整もしっかりとさせていただきました。


一方こちらのヴェルファイアはセキュリティの取付とともに、フロントドアのデッドニングのご依頼です。

純正ナビはパナソニック製。


ドアパネルにはフルレンジ入力されたスピーカー・・・・

この車に関しては、純正スピーカーのままデッドニングさせていただいたのは初めてですね。
いつも通りドアパネルの処理をして聴いてみれば、何かおかしい(^_^;)
ダッシュボードのスコーカーと全くつながっていない。
ほんとに4か所から音が聞こえてくる。
おそらくダッシュのスピーカーが、ドアのスピーカーに比べてかなり遠い位置にあり、その距離差がガラスの反射などの条件も含めて逆相の成分を生み出している様子。

こんな時はドアスピーカーに簡易的なローパスの回路を作って、不要な高域を減衰させてやります。
位相の回転がいい方向にも動いたようで、うま~い具合に音がつながりました。

オーナーさんも「デッドニングだけでこんなに良くなるものですか!?」とかなり驚きのご様子。
難しい話は抜きにして、喜んでいただければ幸いです。

これからもよろしくお願いいたします。