昨年の悪夢のような転落事故からボチボチ1年。
おかげさまで肘の骨折はほぼ完治。
いくらか力は弱くなったような気はしますが、気にするほどではありません。
問題は大腿骨の粉砕骨折。
欠かさず続けた筋トレやストレッチ、そしてウォーキング、そして2週に一回通っている整体の先生のおかげで、ほぼすべての動きが可能になりました。
作業のペースも大分戻ってきました。
ただ粉砕骨折だったために、こんなたいそうなチタンのシャフトが入ってるんですよね。
ガンマネイルというものらしい。
基本的に抜かなくても問題はないといわれているのですが、筋力が戻ってくるほどに増してくる、何とも言えない違和感に膝上と鼠径部、そしてシャフトの飛び出した部分の痛み。
日に日にイライラが増してくる(^^;)
先生曰く「もう少し若ければ抜くことを勧めるし、もう少し年取ってれば間違いなく抜かない選択をするんやけど・・・・・・・・・高橋っさん中途半端な年齢なんよね」
退院したころはもう抜かないと決めてたのですが、4か月ほど前の診察で「年の割に回復が早いから抜釘もありかもしれんなぁ」の一言で思いっきり悩みだした。
残したときのリスク、そして抜釘したときのリスク、年齢的なもの・・・・・悩みに悩みぬいた4か月でした。
(このままでも痛みや違和感は数年たてばましになるやろし・・・・・それならまた長期間休むこともないからどんだけ気が楽だろう)と考えることもありましたが、これって数年もたつと抜けなくなってしまうらしいですね。
先々まで爆弾と痛みを抱え続けるのもしんどいし、何より最悪の事態が起こった時に(あの時抜いときゃ良かったのになぁ)と後悔するのも嫌だし、変に健康なんでなんとなく長生きしそうだし(わかりませんが)・・・
手術と入院期間はしれてるのですが、一番のリスクは金具を抜いたためにできる空洞が埋まるまでに、かなりの期間がかかること。
特に抜釘後2~3か月は再骨折のリスクが高いらしい。
そのうえ3か月たったからといっていきなり強度が戻るわけではないんで、かなりの間気をつけなきゃいけないらしいんですよね。
結構メスが入るんで、またリハビリも必要でしょう。
「昨年秋から半年近くお店を閉めて、また今度3か月も作業を止めて僕のお店大丈夫なのか?」
といろんな面で不安は尽きませんが、まだまだ人生長そうだし(おそらく)(^^;)
抜釘手術をすることに決断しました。
最後のほうに主治医の先生から「もし無理して再骨折したら、今度はこんな大層なことにならんやろからプレートで固定したげるわ」と気休めとも何とも言えん言葉をいただきました(^^;)
来月11月7日から休んで手術して療養します。
術後の経過次第でどうなるかわかりませんが、一応3か月は作業を休む予定です。
ようやくご依頼の作業が通常のペースに戻ってきつつある中で、また長い休業。
お客様にはほんとに迷惑かけっぱなしで申し訳ありません。
休み中の経過はまたこのブログで発信する予定です。
よろしくお願いいたします。
かさねがさね申し訳ありません。
エルハウス 高橋伸明