アウターバッフル

当面の間怪我の療養のため休業いたします。
詳しくはこちらのブログをご覧ください。

新年早々・・・・・・・・
ついに我が家にもコロナウィルスがやってきました(泣)
最初に奥さんが発熱で病院に行ったら見事に陽性!
当然濃厚接触者となった私は微熱とのど違和感が出てきたので、いつ熱が上がるか?とびくびくしていましたが、軽い症状のまま2日ほどでおさまりました。
奥さんは結構ひどくて1週間ほど寝込んでしまったんで、足はないわ、食べるものはないわで往生しましたが、大事に至らなくてよかったです。
普通に働いている間は「感染して何日も休むわけにはいかない」と日々ピリピリしていましたが、今の境遇ではある面気楽なもんです(苦笑)
まあどうせ感染してしまうなら今で良かったという風に考えましょう。

今日も以前の作業のご紹介です。

ちょこちょこご入庫いただくアルトワークスのお客様。

最近ちょこちょこご依頼いただいては、ちょっとだけいやな顔をしながらも作らせていただいている(苦笑)例の巨大なアウターバッフル。


正直恐ろしく手間がかかるんですよね。
おまけにしゃがみっぱなしの作業なんで、大腿骨複雑骨折のダメージから回復しきれてない足がかなりつらい。
でも得られるものはかなり大きい。
私は昔からドラムやベースが正確にしっかりと鳴ってほしいという思いが強いんで、常々そのための工夫を試行錯誤してきました。
サブウーハーはもちろん必要ですが、そこに頼っていてはエッジの効いた強烈に早い低音は手に入らない。
デッドニングの工夫や電源環境の改善が大切なのはもちろんですが、やはりミッドレンジの取付ベースの強度によるものが大きいように思います。

スズキ車の多くは特にドアのインナーパネルの強度が低いものが多いんで、こんな風に巨大なベースバッフルをしっかり固定することによって別物の強度を備えた取付ベースが出来上がります。
結果多くの車では内張りの大きな加工が必要になる上に、防水処理や耐久性のことも考慮する必要があるんで結構大変です。



こちらのWRX STiのお客様も・・・・・・
この車もスピーカー取り付け部のあたりの強度があまりないんで、得られるものがものすごく多いのですが、表の処理が恐ろしく大変(泣)

どちらも音を聴かれて驚きを隠せない。
無加工での取付が好まれる今の時代の流れに逆行する内容です。
結構な費用がかかる上に内張を切り刻むんで、純正状態にもどすのが現実的ではありません。
ゆえにそういった面で無理におすすめはしませんが、乗り換えサイクルが比較的長くなった今、こういったスタンスからいい音を追求するのはやっぱりやめられないですよね。